診察日のお知らせ (は休診、は17時まで診療)
2024年5月

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*5月1日、8日(水)は午後5時まで診療します。
お知らせ  
 むし歯検知装置導入
 オフィスホワイトニング大型照射器導入!
 妊婦歯科健康診査のご案内

お薦め情報
 EFline  1概要2使用方法 3呼吸の訓練 4嚥下の訓練
 効果抜群、”ベロ回し体操”
 踏み台で子供のアゴの成長を!
 ”貼り紙”で噛み癖をなおす!
院長日誌

2024年1月1日new!

新年明けまして おめでとうございます。
皆様には、爽やかな新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。昨年58日に新型コロナウイルスは5類に引き下げられましたが、患者さんのほぼ100%の方がマスク着用されている状況です。
 今まで以上に衛生管理に積極的に対応してまいります。昨年C Tを導入しました。歯周病の患者さんの骨欠損状況がリアルに把握でき 説明することも可能になりました。口腔管理をすることで皆様が快適で健康な生活を送れますよう 取り組んでまいります。今年がより良い1年であります事を心より祈念しております。


2023年11月30日

最近、歯ぎしりや食いしばりが原因と思われる歯の痛み(冷水痛など)を訴える方が多いように思われます。スマホのブルーライトが、交感神経(覚醒モード)を刺激することで、不眠や食いしばりが起きやすいと言われています。対処方法として「ナイトガード」というマウスピースを睡眠中に装着する方法があります。また、就寝1時間前はスマホやパソコンなどをやめるようにすると、それだけで歯ぎしりや食いしばりが減少し痛みが無くなることもよくあります。


2023年8月1日

最近 C T パノラマを導入しました。3次元的に画像を分析することで、より的確な診断が可能となりました。装置はコンパクトで座って撮影が可能です。撮影時間は十数秒程度と速く、患者さんへの負担(レントゲン被曝量医科の胸部レントゲン撮影時の三分の二程度)も少なく撮影できます。今後 根菅治療 智歯の抜歯 歯周再生療法 インプラント 矯正治療などに、より精度の高い治療ができるよう有効利用しようと考えています。

2023年4月3日

春の人事異動に関わるストレス等のためか、最近 歯の痛みで多くの患者さんが来院されます。このような痛みは、軽度の場合は生活習慣の改善だけで良くなることも多いのです。しかし、コロナ禍のストレスも加ったためか、強い力で食いしばった結果歯根が破折してしまっているケースもあります。そこで当院ではこのような患者さんに症状をより理解してもらうツールとして、新たにC T導入予定しております


2023年1月1日

新年明けましておめでとうございます。今年は兎年です、ウサギは小さな音を聴き取る耳を持っています。ウサギのように今まで以上確度の高い情報を聞き取り、診療に活かして行きたいと思います。5日が仕事始めです。今年も宜しくお願い申し上げます。


2022年6月12日

先日、マイオモニターの使用方法をメーカーの方が説明に来てくれました。マイオモニター(保険適用)とは顎関節症の咀嚼筋の疲れや痛みをとる低周波治療器のことです。以前より使用していましたが、不具合があり、また新規に購入しました。筋肉が緊張して顎の痛みなど顎関節症状を訴える患者さんにこの機器を使用すると、咀嚼筋の血行が改善され痛みが和らぎ顎の疲れも取れます。前回の器械よりバージョンアップされています。メーカーの方から直接詳しく教えて頂き、たいへん勉強になりました。早速その日の午後顎の不調で来院された患者さんに使用し、満足して頂きました。


2022年1月1日

新年明けましておめでとうございます。年末、歯の痛みを訴えて来られる患者さんが例年より多かったように感じます。ほとんどの場合、虫歯ではなく歯ぎしり 食いしばり が原因です。仕事中の食いしばりは、自覚することもなく無意識でしていることが多いのです。このよう場合、嚥下の時に奥歯が接触しないよう、舌の位置を上げて嚥下することだけでも 症状がかなり軽減します。帰宅後にスマホを長時間使用する事も関係しています。2022年は それぞれの症状にあった適切な治療はもちろん、快適な生活を送れるように、生活習慣についての助言もしていきたいと思います。


2021年7月28日

今春 河原医療大学校の新浜校に歯科衛生士科が開設されました。講師として5月から7月まで授業を担当致しました。近年、歯科衛生士は歯科診療所の勤務以外に介護施設での衛生指導や、訪問診療など多岐にわたる仕事をするようになりました。それに伴いカリキュラムも広範囲になっています。基礎科目を担当しましたが、毎回試験があり、専門的な内容も多く、学生さんは大変だと思いました。3年後国家試験に合格し立派な歯科衛生士になれるように 来年はより、わかりやすい授業をしようと思案中です。


2021年3月7日

日中は暖かくなり、陽春の兆しが見え始めました。新型コロナ禍でまだ油断ならない状況ですが、定期検診に来られる患者さんは安定しており、なおその患者さんの口腔状態が良くなっていくので、毎日楽しく診療をしております。繁本町にドミノピザが開店したのに続き この3月8日に丸源ラーメン新居浜店がオープンします。当院は繁本町の閑静な住宅街にあり、医院前の駐車場は安心して止められる状況でした。しかし、丸源ラーメンの駐車場の東側出口から一方通行の道が当院前に繋がっております。市役所通りから、出入り可能なので、東側出口から当院前の道を通る車は少ないと思いますが、駐車時のトラブルがないよう患者さんに注意喚起しなくては と考えております



2021年1月1日

新型コロナウイルス感染症により 例年通りの新年を迎えることができず残念です。C O V I D−19は、インフルエンザと同様に細菌との混合感染による重症化が数多く報告されているそうです。口腔ケアで唾液中のウイルスを減らすことで、体内に常在する病原性細菌群との混合感染による重症化を予防することができます。今年はより予防歯科や口腔ケアに重点置いて診療に取り組もうと思います。



2020年9月23日

先日、保健センターで毎月行われている 『フッ素で子どもの虫歯予防』の検診及び指導に行ってまいりました。検診に来られている保護者の方々の歯に対する意識レベルは高く、歯ブラシがよくできていてムシ歯のある子どもさんはいませんでした。顎に対して歯が大きく 軽度の叢生や緊密なかみ合わせの子どもさんがいたのと、先天的なエナメル質の白濁が見られたことが少し気になりました。ムシ歯を予防するするためには歯磨きは大事ですが、歯磨きがうまくできない年少児には、フッ化物の塗布はムシ歯予防効果が期待できます。将来 叢生になるかもしれない子どもさんには、よく噛んで食べるよう指導しました。生涯を通じ、健康で白い歯で食事のできる人が多くなれば幸いです


2020年4月25日

毎日刻々と変わる新型コロナ感染症のニュースで一日があっという間に過ぎていきます。こういった状況にも拘らず、毎日患者さんに来院していただき感謝しております。当院では清潔な器具で治療を行うためハンドピース(切削器具)専用の自動滅菌器 DACユニバーサルを導入しております。導入してはや2年が経過いたしました。
外出を自粛され来院を我慢している方も多くいらっしゃると思いますが、感染予防には、免疫力を高めることが一番です。それには口腔衛生〈口腔ケア)が重要です。
当院では、いつでも安心安全な治療を提供できるように、朝のミーティングでスタッフ全員の体温をチェックし、診療中のエアロゾル防止のため口腔外バキュウームを使用し、フェイスシールドやゴーグルを着用し、感染防止に万全の対策をスタッフ一同で行っております。


2020年1月1日

謹んで新春をお祝い申し上げます。
最近は、歯科に対する関心が高まり、定期的に通院される患者さんが多くなりました。
歯を失うと口腔機能が低下します。そういう状況にならないために歯を失わないことが大切です。 歯周組織再生剤(リグロス)が健康保険適用になっています。このリグロスを使用して歯槽膿漏の手術をすることで、重度の歯周病の歯も保存できるようになりました。かかりつけ歯科医として歯周外科治療やメインテナンスにさらに力を入れていきたいと考えています。

また、成長発育期の子供さんの歯並びの治療には、筋機能矯正治療(Uトレーナーなど)を積極的に勧める予定です。

来院される患者さんの人生に寄り添える治療を行って行きたいと思っています。

皆さまのご健康を心から お祈り申し上げます。


2019年9月26日

日々の筋機能矯正治療における『Uconcept』セミナーに参加しました。悪習癖等による口腔機能障害がみられる小児の患者さんが来たとき、舌の位置などを説明しますが、定期的な検診だけでは、思うように効果がみられません。そのような場合に使う装置についてのセミナーです。この装置はとても軟らかいシリコーンでできており、筋肉のストレッチを促進し、歯列を適切に調整します。矯正治療後のリテーナーとしてや、出っ歯などの歯列不正の改善にも効果があるようです。当院でも使用すべく 早速注文しました。フランスより来日した講師のベロニカ先生は。2人の娘さんをもつ母親です。後半の症例発表は子供に対する愛情が随所にみられ、たいへん勉強になりました。


2019年5月26日

先日、九州歯科大学教授 鱒見先生の学術講演会、「睡眠時無呼吸症と歯科」がありました。睡眠時無呼吸症候群(SAS)の概要、各種治療方法が詳しく説明されました。当院でも口腔内装置(OA)を製作しましたが、症状が改善されよい結果が出ています。

また、最近、逆流性食道炎に悩んでいる患者さんが、多くなりました。この疾患にSAS
も関連しているようです。今後、いろいろアドバイスできたらと思っています。


2019年1月3日

新年あけましておめでとうございます。昨年は、当院のメインテナンスケアーで、口腔内の状況がより良くなった患者さんが多く、大変充実した一年でした。本年は、お口の健康を保ち笑顔を回復できるよう、又 患者さんの人生そのものを好転できるような歯科治療を心がけたいと思います。


2018年10月19日

『保存困難歯を攻略する』という講演を聞きに大阪に行って来ました。大阪大学大学院歯科理工学教室教授今里先生の講演では、最新の材料MTAセメントの特徴について詳細な解説および臨床にそった物性や抗菌性等の話があり、大変勉強になりました。またマイクロスコープなどの機器を使った福西先生の素晴らしいプレゼンは大変刺激になりました。さっそく両先生の著書を購入して帰りました。


2018年6月13日

先日、小学校の歯科検診に行って来ました。学校でフッ素洗口をおこなっているためか、むし歯のある児童は減っている様に思われます。検診の間、態癖のDVDを見てもらっていますが、高学年になるほど熱心に見てくれます。健康寿命を伸ばすには歯は重要な役目を果たします。予防歯科の啓蒙のためのパワーポイント資料を作成予定です。


2018年2月12日

先日、ドイツ シロンナ社のハンドピース(歯切削器械)専用の小型高圧蒸気滅菌器DACユニバーサルを購入しました。ボタン一つで洗浄・注油・滅菌の全工程が20分で完了しますヨーロッパの厳しい安全基準に適合したもので、いままで以上に、より安全の高い治療が可能になりました。使い勝手もよくスタッフの反応もいいようです。


2018年1月4日

新年あけまして、おめでとうございます昨年末、矯正の患者さんの治療用チェアーを新しくしました。色は淡いピンク色で女性の患者さんに好評です。今春は、大幅な保険改正が行われるようで診療形態が大幅に変わるかもしれません。それに対応できるように、新しい治療機器を準備しております。今年は更なる飛躍をできるよう努力したいと思っております。


2017年11月3日

先日、大阪で『基礎からわかるマウスピース矯正の原理原則』という演題のセミナーを受講してきました。台風による天候不順にもかかわらず、多数の参加者で会場は、ほぼ満席でした。当院でも以前より、クリアアライナー矯正はしており、クリアアライナーで目立たない矯正治療を希望される患者さんが、結構相談に来られます。しかし残念ながらお口の状態を拝見すると叢生があり、抜歯が必要なケースがほとんどで、クリアアライナーの適用ではないと説明することが多いのです。今回の講師の渡辺先生もやはり抜歯の必要なケースは適用でないと言われました。しかし難易度の高いケースもクリアアライナーで治した症例もあり大変参考になりました。今後は今日の研修を生かして目立たない矯正治療を希望される患者さんには、クリアアライナーによる矯正治療を積極的に取り入れていきたいと考えています。また会場には、クリアアライナーに関する商品が多数展示しており、たいへん有意義な講習会でした。


2017年7月10日

昨日 ウエルテック(株)主催のセミナーが博多で開催されました。大阪大学大学院

予防歯科学教授・天野敦雄先生と開業医の山本浩正先生お二人によるぺリオと予防歯科の講演でした。要点として

    赤血球ヘモグロビンのヘミン鉄が歯周病菌の栄養素になるので出血があることで歯槽膿漏は非常に悪化しやすい。まずは出血をとめることが大切である。

    歯周病菌のなかでもスーパーハイリスクのPg菌(Pgingivalis)タイプ2をできるだけ抑制すること。

  生活習慣や歯周病菌のタイプによるリスクを考慮しそれぞれの患者さんにあったブラッシング法を、患者さん自身が納得し、結果がでるように指導する事が大切である。

歯周病に完治はなく、定期的な歯科検診により細菌叢(プラーク)をできるだけ除去、PMTCで歯面清掃をすることが、患者さんの健康生活に繋がります。

ウェルテック社の製品でリペリオという歯肉活性化歯磨き剤があります。この歯磨き剤は、マッサージ剤としても使用でき患者さんの評判も上々で、歯槽膿漏の方にすすめております。


2017年5月21日

先日『接着を用いた審美修復成功のための戦略』というテーマで,福岡のSJCDという研究グループの顧問である 森 章先生の講演がありました。メタルフリーという概念の登場により接着マテリアルが日々進化しています。最近、当院でもジルコニアクラウンなどメタルフリーの素材を使うことが多くなり、種々の接着剤を使用しています。どの接着システムを使用すれば、審美性の良い修復物を装着できるか・・多くの臨床ケースが提示され大変参考になりました。


2017年2月19日

医科歯科連携事業の研修会が、総合博物館でありました。講師は、国立病院機構愛媛医療センター 山内一彦先生で『歯科医院で役立つ糖尿病の知識』の演題でした。歯周病の病巣から、TNF-αという物質が生じ、これが、血糖値を下げるインスリンの働きを阻害、糖尿病を悪化させる。また、糖尿病対策として摂りたい血糖値を下げる食材は、水溶性食物繊維(玉ねぎ,ゴボウ、ニンジンなどの根菜類)が多く、歯槽膿漏で歯の悪い方は、食べにくいという事も糖尿病を悪化させる要因となる・・ということです。

定期的な歯科受診でチェックし、早期ケアをすることが、糖尿病対策にも大変重要だと思われます。


2016年12月15日

先週 九州歯科大学生体機能学講座顎顔面外科学分野教授 富永和宏先生の学術講演会『薬剤関連顎骨壊死 ポジショニングペーパー2016を受けて』がありました。骨粗しょう症や癌の骨転移の治療にビスフォスホネート製剤が使用されるようになり薬剤関連顎骨壊死が増加しているようです。歯科治療は、ビスホスホネート製剤による治療開始2週間前までに終えておくこと、また骨吸収抑制薬再開は、歯科治療部位の骨性治癒が見られる2ヶ月前後が望ましい、とのことでした。最新の口腔癌の治療方法など多岐にわたる内容で、超高齢化社会における医療のあり方を考える機会となりました。


2016年11月13日

11月8日9日とアスティ徳島で開催された日本矯正歯科学会に行ってきました。臨床セミナー「歯科矯正アンカースクリューを用いた治療後の長期安定性」を聴講したくて参加しました。歯列の遠心移動、前臼歯の圧下など従来では成し得なかった歯の移動が可能となったが、適応と予後に関しては、慎重に検証を重ねていく必要があるという主旨の内容でした。また、歯科矯正器材メーカーのブースでは、各社この日に合わせた新製品などが展示されていて参考になりました。「女性の社会進出―医療現場で働く女性へのメッセージ」というシンポジウムもあり、女性の参加者が多かったように思います。


2016年10月10日

昨日109 深井穫博先生の『歯周病予防と健康長寿―歯周検診マニュアル2015』という演題で講演が、ありました。多数の歯を失えば、野菜、果実や肉類が減り、穀類が増えるなど、栄養摂取状態に偏りがでやすい。歯を失うことは、循環器疾患や糖尿病などのリスクを高めるばかりか、要介護状態になるリスクも高める。いずれにおいても健康寿命の延伸には、歯の喪失防止が有効である。・・という内容でした。

深井先生は大学の先輩で、学生のころから虫歯予防のためのフッ素塗布の活動をしていることは存じていました。現在(FDI)世界歯科連盟 高齢者の口腔保健タスクチーム委員長で、WHOで講演もされたそうです。最近日本歯科医師会新聞で写真を見るようになり、あの深井先生が・・と思っていましたが、講演を聴いて日本歯科医師会常務理事の役職をされるのも当然だと思いました。講演後少し話をさせていただきましたが、学生のころとかわらず話しやすい柔和な先生でした。


2016年9月14日

910日、11日と日頃の診療に役立つ講演会に行ってきました。10日は今治で。日大歯学部兼任講師 明石俊和先生による『安心、安全の根管治療』というテーマの講演がありました。治療について・・使い易く、効率よく根管清掃できる様々な器具が紹介されました。的確な超音波チップの選択法についての話は、大変参考になりました

また翌日は松山で。東京都開業の坪田有史先生による『メタルフリー時代の今こそ歯科接着を』というテーマでレジン支台築造、ファイバーポスト、CAD/CAM冠などの講演がありました。接着材料を扱う場合、根管清掃、防湿乾燥が、ポイントであるということでした。 またファイバーポストの出現、保険導入で、失活歯の寿命が延びるだろうということでした。お二人ともが大学に20年以上在籍しておられたそうで、スライドの量が半端なく多くて時間が足りない程でした。


2016年7月24日

新居浜市総合文化施設『あかがねミュージアム』で、俳優で画家の片岡鶴太郎氏によるアートパフォーマンスがありました。日本画のたらし込み技術を用いた画法ですばらしい作品ができる過程をみることができました。書き上げた作品を額に入れるとき額のガラスが少し汚れていることを非常に気にして、スタッフに苦言を呈していました。TV等で知るキャラクターとは違い、大変几帳面で驚きました。ひょうきん族世代の私には、人間 日々精進すればここまで変貌するのかと感動しました。


2016年7月10日

7月より新居浜市の成人歯科検診が始まりました。今年から、対象年齢を30歳からに

引き下げたことで例年より問い合わせが多いように思われます。歯周病で歯の動揺が生じると食事が軟らかい物に偏りがちになります。軟らかい食品には、糖質が多く含まれることがあり、血糖値をあげる危険性があります。


2016年5月14日

514日、九州歯科大学の学術講演会がありました。富山県射水市開業の山崎史晃先生による「世界で注目される下顎総義歯吸着理論」についての詳しい話で、たいへん勉強になりました。ヨーロッパには歯科医師と歯科技工士の中間に位置する総義歯専門の製作者がいて、ビジネスクラスの飛行機に乗って日本の講習会を受けに来るそうです。山崎先生はそのセミナーの講師もされています。また大阪大学の大学院にも通っておられます。まだ40代の先生ですが、これから歯科界で著名な先生になられる予感がします。私もより患者様満足度の高い総義歯臨床を行うよう努力したいと思います


2016年2月21日

221 愛媛総合博物館で東京医科歯科大学臨床教授 谷田部優先生による学術講演会がありました。テーマは、審美性の良い部分床義歯:ノンメタルクラスプデンチャ―つまり入れ歯を入れていると気づかれにくい自然感のある義歯:についてでした。以前よりこの部分床義歯(自費)で治療していましたが、本日の講演は義歯の設計から、装着後の管理まで詳しい内容で大変勉強になりました。先生は東京で開業されていますが、高齢化社会に伴ないノンクラスプデンチャ―の需要が多くなっているそうです。私も充実した楽しい食生活ができるように、この義歯を提供したいと思います


2016年2月7日

26日の読売新聞に『脳出血 虫歯菌が関与』という見出しの記事が出ていました。厚生労働省の調査によると、成人の9割以上には虫歯菌があり、このうち、血小板の止血作用を低下させるcnm遺伝子を持つ菌が1割を占めるという。国立循環器研究センター(大阪吹田市)に脳出血で入院した患者の唾液を採取したところ23%の患者からこの遺伝子タイプの菌を検出したという。これは止血作用を低下させるむし歯菌が血管の壁にくっついて炎症を起こし、壁がもろくなって、やぶれやすくなり脳出血を起こしやすくなる・・と考えられる。同センター医長は「歯磨きなどの口腔ケアや、歯科治療で虫歯菌を減らすことが、脳出血の予防につながる可能性がある。」と話しています。


2015年12月15日
先日、大阪市の開業医 豊田裕章先生による『歯と体の健康を守る食生活のあり方と栄養療法について』という学術講演会がありました。幼少時からの食事指導や歯科医院を訪れる患者さんの食生活指導まで・・多岐にわたる内容でした。一番興味深かったのは、運動部に所属している中高生が水分補給のためスポーツドリンクを飲用することで、齲蝕になるケースについての報告でした。スポーツドリンクとORS(経口補液)の違いを考えれば・・スポーツドリンクは、味優先のためブドウ糖6%(適量2%)にしているため齲蝕になりやすく電解質のバランスもよくないので、部活動時などの水分補給にはむしろお茶か水のほうが良いという驚きの内容でした。また脱水時には大塚製薬のOS1か自家製の補水液を薦めていました。本日得た食育についての情報を患者さんに伝えていこうと思います。

2015年9月27日
9月の連休は久振りの秋晴れとなりました。いつもお世話になっている技工士さんから、薦められていた香川県庵治町生の国にある歯ART美術館に行ってきました。海岸沿いにある屋根が海の色のように青く白い壁の建物は、瀬戸内海湾岸の自然と一体なってひときわ美しくみえました。『患者さんに喜んでもらえるのが、なによりです。』という技工士さんの言葉どうり心の籠った歯や美術工芸品が多数展示されていて、幸福(口福)な時間を過ごせました。また志度湾の絶景が見える喫茶室で食べたアイスクリームは格別においしかったです。

2015年8月10日
SJCDインターナショナル理事小濵忠一先生の講演会が、ホテルJALシティで行われました。審美歯科に関する著書もあり、またインプラント多数の論文投稿されている先生の講演はすばらしくインプラントを用いた審美的症例数の多さに圧倒されました。欠損部にいつインプラントを埋入するか?以前よりいろいろな考え方がありましたが、小濵先生は『抜歯即時埋入』を基本としているそうです。それを行うための最新のインプラントや器材、テクニックの話もありました。抜歯し、またインプラントの手術をすることに抵抗のある患者さんは多数です。今後多くの情報を蒐集し患者さん側に立った治療を心がけたいと思います。

2015年7月12日
本日、サンポートホール高松で第58回中・四国矯正歯科学会が開催されました。症例展示や特別講演でも、歯科矯正アンカースクリュウ OAS (移動したい部位に歯を効率よくもっていくために、アンカーとして顎骨にチタン性の矯正インプラントを埋める方法)を使用した発表がほとんどでした。以前より私も矯正インプラントを使用して治療しておりますが、最近埋入するケースが増えたので、他の矯正歯科の先生方はどうなのか?と思って高松に行きました。矯正歯科商社の展示場でもOASが関係した商品が、たくさんあり、今後の治療に役立つ情報が得られ大へん勉強になりました。

2015年5月31日
『よしもとお笑い健康ライブinにいはま・愛媛』が、本日 市民文化センターで開催されました。世界禁煙デーにちなんだ催しで、できるだけ多くの参加者を集めるため、お笑いとドッキングした行事です。講演のなかで、サードハンドスモーク・・日本語で言うと三次喫煙についてのお話がありました。三次喫煙とは、タバコの煙が、壁や家具に付着し、その家具等を触った時に、手などに発がん物質が付着し、体内に入り込む事などを言うそうです。講演の他にも若手芸人の熱のはいった芸など盛りだくさんで楽しいイベントでした。私も開演前の歯科相談コーナーで、フロスの使用方法や口臭の悩みなどの質問に対応しました。口の中を清潔に保つことが、歯周病予防、粘膜の炎症を抑え、しいては、癌の予防のつながります。相談にこられた方にも歯科での定期検診を受けるように提言しました。

2015年4月29日
先日 『口のケア 全身に影響』という記事が読売新聞にでていました。口の中には500種類以上の細菌が生息している。この細菌が、手術の入院期間や糖尿病、心臓病のリスクに影響を与えることがわかってきて、毎日の丁寧な歯磨きが、全身の健康を守る第一歩となる。と言うことでした。入院患者に対し、看護師より、歯科医らの口内の専門的なチェックや清掃をしたほうが、より入院日数が少なくなるという報告が、出ているそうです。当院では、以前より外科処置の場合術前の薬液洗口をしてもらっていました。最近は治療する前に全員の患者さんに薬液洗口をお願いしています。患者さんの健康にもつながり治療経過が、いいように思います。

2015年3月19日
冬のなごりと春の兆しが行き交う頃になりました。2月中旬より施工していた外壁工事が終わりました。外壁を以前のベージュから爽やかなミントグリーンを基調とした色にかえたところ評判は上々です。工期中は、大変ご迷惑をおかけしました。 噛み合わせや審美性(ホワイトニング)の満足感も得られるよな治療を、今まで以上に心がけたいと思います。

2015年2月8日
本日、愛媛県総合科学博物館で岩手医科大学 発生生物再生医学分野教授 原田英光先生の学術講演会がありました。テーマは、『歯科医療の新しい流れ:口腔から全身へ』でした。遺伝子の解析技術が格段に進歩して、先天性疾患に罹患する あるいは発症する リスクを予想することが可能となったそうです。歯の異常を伴う全身性疾患や歯の再生の現状・展望など、最近の研究を例に内容のある講演でした。

2015年1月1日
冬型の気圧配置が強まり、寒い新年となりました。昨年末は、歯の痛みを訴えてくる患者さんが、例年より多かったと思います。ブラッシングは良好 虫歯はないのが、特徴で、噛み合わせの調整をするだけで症状はかなり改善されました。携帯電話やIT化で日常生活の良くない態癖やクイシバリが主な原因と考えられます。今年も皆様が、快適で楽しい食生活が、できるように、適確なアドバイスをしていきたいと思います。

2014年11月29
11月22,23日の2日間 第25回日本審美学会学術大会が、高松国際ホテルで開催されました。患者さんの誰もが願う『綺麗で、確かな治療』をテーマに、著名な先生方の講演がありました。超高齢化社会においてアクティブシニアを対象にしたホワイトニングの症例発表は、高齢者の歯とは思えないほど、白くなっていて、大へん関心しました。今後さらに、新しい情報を収集し、患者さんが望むニーズに少しでも応えたいと思います。

2014年10月9日
最近、当院では、虫歯より乳歯の動揺や異所萌出(永久歯が本来と違う方向に生えてくること)を主訴で来院される子供さんの方が、多いように思われます。指しゃぶりや舌突出癖などが原因で不正咬合がある場合は、口腔機能を改善する装置としてEFlineを薦めています。このメーカーの装置はYou-tubeで訓練法が検索できるため、わかりやすいと保護者に好評です。上記お薦め情報欄よりご覧ください。

2014年10月1日
 鶴見大学歯学部の花田信弘教授の話によると、中高年が歯を失う原因は、虫歯と歯周病が、1対1の割合になっているそうです。歯周病が進行すると、歯周ポケットが、現れます。この歯周ポケットに溜まる口腔細菌が、血管に侵入すると、わずか90秒で全身に回ってしまいます。これは、『歯原性菌血症と』呼ばれ、血管の老化を促進、その壁に付着し腫れ上がり、虚血疾患を誘発します。当院では、歯周病対策として、治療前にデンタルリンスで洗口、定期的に歯周ポケットを滅菌水で超音波洗浄をするようにしています。

2014年2月16日
噛む=元気の源  箸の文化に適応した、前歯で噛み切れる『保険総義歯のススメ』河原英雄先生著と新しい咬合器を購入しました。上の中切歯を捻転した排列(ビーバー排列)が特徴で、これだけで若く見られると年配の患者さんに好評です。噛む能力が上がると脳血流が増加し、頭の回転がよくなり、平衡能力も向上します。今後より快適に機能する義歯を提供したいと思います。

2013年12月8日
元気歯つらつコンクールがあり、当院の推薦した秋山さんが見事受賞されました。このコンクールに参加するには、80歳以上で20本以上の歯が残っていることが、必須条件です。平成4年から、今日まで20年以上通院しています。予防的な処置を中心に様々な歯科治療をしてきましたが、幸い抜歯に至った歯は一本もありません。歯ブラシや、歯肉のマッサージなど日常ケアを熱心に心がけておられたことが、受賞につながったと思います。患者さんが生涯自分の歯で食べられるよう今まで以上に、協力していくつもりです。

2013年11月20日
先日九州歯科大学 小城先生(口腔再建リハビリテーション学)が、勉強会の講演で新居浜に来られました。基礎的な内容から、最新のインプラントまでたくさんのスライドを見ることができ、大へん勉強になりました。講演後、夜遅くまで大学時代の話で盛り上がり有意義な時間を過ごしました。私が学生の頃と違い大学校舎も改築され綺麗になりました。また歯科大学のカリキュラムも大幅にかわり、学生は皆熱心に授業を受けているそうです。

2013年10月2日
市役所通りにある愛媛新聞新居浜支社は、ビルから、コンパクトな建物に変わりました。太鼓祭りの、のぼり旗もたてられ、秋らしくなりました。昨年の太鼓祭りの時期に、診療室のリフォームをしました。
LEDのついた診療台は,視野が明るく智歯の抜歯やその他の処置も快適に治療できています。
今後、 CO2レーザーを使い、新しい治療にチャレンジしたいと思います。

2013年7月11日
今夏も例年以上に猛暑、局所的な豪雨など天候不順です。診療所の近くの緑地地帯に、ひっそりと白い蓮の華がさきました。昨年は水路の浄化作業により開花は見られませんでしたが、今年は数こそ少ないものの見事に咲きました。診療室の玄関に、七夕の絵手拭のタオルを額にいれて飾っています。仙台に行った患者さんから、いただいた物です。色鮮やかで綺麗だと皆さんが言ってくれます。心あたたまるお土産にスタッフ一同感謝しております。

2013年6月20日
先日母校の九州歯科大学で下川先生の講演会がありました。『再生療法の臨床』というテーマでした。
卒業以来会ってない同級生が私を含め、5名も参加しており、お互い懐かしく、普段と違った楽し講演会となりました。懇親会で、席が、たまたま講師の下川先生の隣となり、以前より、疑問に思っていたことや、臨床にたいする考えなどをお話しできて、充実した日を過ごせました。インストラクターの先生に、器材の使用法なども教えて頂き、勉強になりました。

2013年5月12日
松山でレーザー臨床講演会が、ありました。大阪市開業医 講師の岡田先生のコメント(3年前と現在では、レーザーに対する考え方も使い方も全く異なった)に興味を抱き出席しました。当院もレーザーを導入して数年が、たち日常治療でも使用しています。講演のスライドで、抜歯した後やインプラント治療にレーザーを使用し臨床成果が上がっているのには、驚きました。当院では抜歯した場合殆ど縫合しています。縫合以上に レーザーを使用することで抜歯後の経過がよく 顎堤の吸収も少なくなります。またレーザーの照射方法を変えることで歯槽膿漏で歯茎が腫れた場合も効果があります。レーザーを使用することで講師の先生いわく『患者さんサイドに立った患者さんの為の治療』を心がけたいと思います。

2013年4月1日
陽春の中、桜も満開になりました。4月より、新居浜市で妊婦歯科健康診査がはじまります。
また母子手帳も10年ぶりに改正されます。無料妊婦歯科健診のお知らせのポスターに記載されている「妊婦さんが歯周病にり患している場合、早産や低体重児出産のリスクが高くなる」というのは、歯周病菌が出す内毒素(エンドトキシン)が子宮を収縮させるホルモンに似ていることが原因と考えられています。健診結果を説明し、口腔衛生指導や生まれてくる子どもさんの歯科疾患予防へのアドバイスもしたいと思っています。

2013年2月28日
九州歯科大学臨床教授 下川公一先生の講習会が、23、24日岡山であり、久しぶりに瀬戸大橋を渡りました。『大臼歯の感染根管処置ーその盲点を探る』という治療に役立つ内容でした。感染根管処置は、歯の充填物を外さなければ、ならない事があります。歯科材料は技術とともに進歩しています。進歩すればするほど、外れにくい材料が、開発され、治療も困難になってきているそうです。
実習のある講習会は久しぶりで、充実した2日間でした。この講演会で根管治療の器具も新たに購入しました。根管治療も新しい器具を使ってより効率的にしたいと思っています。

2013年1月1日
新年にあたり皆様のご健康と本年も良き年で有りますことを心より、お祈り申し上げます。
昨年京都大学の山中伸弥教授がips細胞の研究でノーベル医学・生理学賞を受章されました。
歯科でも以前より再生療法はありましたが、最近はより予知性の高い器材が種々開発されました。
2013年は今まで以上に骨移植や歯周組織再生治療を取り入れ患者さんの歯が1本でも保存できるようにしたいと思っています。

2012年10月29日
秋の太鼓祭りの期間に、診療台を入れ替えました。配管の位置も変更しましたので、床や壁紙の補修も行いました。LEDの照明は、思った以上に、明るくまた、切削器具も性能アップして、治療も快適です。
診療室も明るくなり、すわり心地が良いのか治療中 うがいをするとき、『イスも変わったんですね。』と殆どの患者さんは言います。スペースラインという診療台の商標は、<人のための空間優先の考え方>を意味するそうです。工事に携わった方々や、器具の搬入設置をして下ったメーカー、歯科材料店の皆様に大へん感謝しております。今まで以上により良い治療を心がける所存です。

2012年9月17日
先日、朝歯を磨くとき歯茎から、出血するという患者さんが、来られました。歯周病と診断し初期治療を行いました。また咬合性外傷も疑われたので、歯ぎしり防止のナイトガードも装着してもらいました。
出血は治まり、状態は良くなりました。仕事も忙しくストレスもあり、時々歯肉が腫れ歯肉溝から、膿がでていました。そんな時は抗生剤を投与することで、症状は治まるのですが、同じ状態を何度も繰り返していました。歯周病の手術を説明しても、いい返事がもらえませんでした。
デンタルポリスというプロポリス (ミツバチが、生存環境を守るために、樹木や新芽の樹液と自身の分泌液を混ぜ合わせて作る防御物質)を含んだ歯磨き粉を使用してもらったところ、1週間で劇的に症状が改善しました。プロポリスは天然物質で副作用の問題も殆どなく、耐性菌の問題もない優れた物質といわれています。メーカーより文献を送ってもらい、有効性を確信しました。プロポリスの良さを知っている方が多いのかコンスタントに売れています。

2012年8月12日
昨日 新大阪駅の近くにある歯科医療器具会社 モリタ製作所のモデルルームの見学に行ってきました。当医院で使用している歯の切削器具(Kavo社)にLEDのライトを設定できるようになったので、機能および操作性確認のためで出かけました。最近LEDは、年々よくなっています。学校の歯科検診でも、携帯用LEDで診療室で診るのと同じくらいの照度が得られます。
新しい機種は、夜間、休日に診療台をクリーンにする給水管路クリーンシステムを搭載しています。
その他マイクロスコープ治療に対応できる機能や、最先端の技術が搭載されています。
新しい器具を導入し、心地良い治療を最先端の技術で提供したいと考えています。

2012年7月8日
先月高校の先生から、『歯科医の立場から喫煙の害について話をお願いします。』と禁煙の講演を依頼されました。喫煙が、歯周病と口腔内の癌の発症に関係することをまとめて、スライドで説明しました。後日生徒の皆さんの感想文をみて、思った以上に話を聞いていてくれたので安心しました。喫っている本人の能動喫煙より受動喫煙のほうが、有害です。2006年には、禁煙治療が保険適用に、なりました。当院も一昨年より禁煙に、しています。またヤニによる歯肉のメラニン色素の治療もレーザーで行っています。自分の親はタバコを吸っているが、この講演を聞いて自分は、絶対に吸わないと書いていた生徒さんに、心からエールを送りたいと思います。

2012年5月31日
5月19日、26日大学同窓会の講演会がありました。19日は大阪大学大学院歯学研究科教授 丹羽均先生(歯科医院における医療安全対策)という内容で、後日スタッフとミーティングし、治療器具等の点検及び安全確認をしました。26日は北九州の開業医下川公一先生の(咬合治療の勘所)という話でした。患者さんの噛み合わせの状態を動画で解説した講演で勉強になりました。歯の神経の治療、歯周病の大家である下川先生が、矯正治療で歯列を改善し、顎関節の治療もされていました。そのうえ患者さんの顔貌がよくなっているのには大へん驚きました。今後矯正治療が、歯科治療には必須になると思われます。今まで矯正の勉強する方向性が正しかったことを再確認できました。講演会後、久しぶりに同窓生と近況など情報交換し、楽しく有意義な時間を過ごしました。

2012年3月31日
春光うららかな季節となりました。最近歯の痛みを伴った顎の不調で来院する患者さんが多いように思われます。日常の生活で自分では気づかない様々な習癖を持っている人が大半です。このささいな習癖(うつぶせ寝、頬づえ,咬唇癖など)が長期になると、歯を移動し、顎口腔系さらには全身に大きな影響を及ぼします。時間が許す限りデジカメで口腔内写真をとって説明するようにしていますが、なかなか理解してもらうのは難しいです。このたび咬合療法研究会より、<態癖と生活習慣のアドバイス>という小冊子が、発売されました。説明の後患者さんに持って帰っていただいていますが、好評です。咬合調整や生活習慣の改善でかなり良くなっています。

2012年2月29日
2月に、口腔保護枕『横向き寝をしてもいい枕』が筒井塾より発売されました。睡眠中に頭の重みで歯や顎が圧迫され、歯列が狭くなったり、顔の形が歪むことがあります。
顎関節の症状を訴える人は横向き寝をすることが多いように、思われます。意識して横向き寝をしないようにするだけで疼痛が緩和することがよくあります。腰痛などでどうしても仰向きに寝られない患者さんにはお薦めの枕です。高さや固さなど個人に合わせて変えられるセミオーダータイプで、私も高さや頭の位置を考えて試しに使ってみているところです。たしかに横向きで寝た時も下顔面に圧はかからず、朝起きた時、顎が軽く感じられます。

2012年1月31日
1月31日の朝日新聞28面の生活面に 『受け口 治療は必要か』という記事が記載されていました。質問は、 4歳の女児が反対咬合と診断され、マウスピースで矯正する治療を始めたが、装置をいれるのを嫌がり1カ月でやめてしまった。 今後のことが心配だという内容でした。東京医科歯科大学教授小野卓史先生回答は、『矯正器具を使うのが基本であるが、器具を調整しても嫌がるなら、一時中断し、本人が治療の必要性を理解するようになるのを待ちましょう』でした。マウスピース(受け口を治す装置ムーシールド)は、既製品は3歳から使用可能だとしていますが、顎の大きさは各自異なります。当院では歯型をとって作ります。経過は良く数か月で改善する場合もあります。ポイントは、親が関心をもち毎日続けて装置をいれることです。反対咬合の成人は正常なかみ合わせの人に比べ、胸やけや逆流性食道炎の症状がある人が多いとの調査結果があるそうです。また発音障害がでる場合もあります。それ以上に経年的に歯を喪失するのが早くなります。小児歯科 矯正歯科それぞれの専門医はいますが、乳歯列から、永久歯歯列まで、長期に亘り虫歯や歯並びについて、1人のDrが治療および経過観察できる機会は少ないと思います。 今年もより矯正を勉強することで、患者さんの歯の全体像を予測しながら、より良い治療ができるよう 頑張りたいと思います。

2011年12月30日
先日、『世界一受けたい授業』というTV番組があり、日本歯科大学新潟生命歯学部主任教授の小出馨先生が出演されました。小出先生は、著書も多く、「歯科界の咬合のバイブル」と言われるファンクショナルオクルージョン(Dawson著)の監訳もされています。
 「万病の元を断つ  かみ合わせ新常識」という内容で放送されましたが、出演しているタレントさんの顎の状態を触診しながら、 瞬時に的確に言い当てる小出先生の診断力は、凄い!! の一言です。
ベロ(舌)回し体操・・・・・口を閉じ歯の外周りを 上下円を書くようになぞる運動・・・・・を 50回 1日3度することで、顎関節症が予防でき、また小顔効果もあるそうです。Dawsonの2版は持っていましたが、早速 著書を購入しました。年末年始、咬合の勉強をしようと思っています。

2011年11月23日
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者さんが紹介状をもって当院に来院されました。
その方は大学病院の歯科で治療を受けていましたが、新居浜に転勤になり・・「以前、使用していた装置(Sleep Sprint)が壊れたので新しく作って欲しい」 とのことでした。
当院のホームページを見て来院されました。
Sleep Sprintは数種類あります。
使用していたSprintは、歯ぎしり防止のナイトガードを上下接着して作るタイプでした。
ナイトガードは開業以来多く作ってきましたが、素材や厚さのちがいなどもいれると、7種類ほどあります。
口腔内の状況から、この患者さんには粘りのある素材でSleep Sprintを作製しました。
十分睡眠がとれるようになった、ということです。

2011年10月23日
東予デンタルフェアーが今治で開催されました。
歯の神経の治療で使用する器具について、メーカー主催の講習会も行われたので、
久しぶりに、今治に行ってきました。
歯の治療で時間を要するのが、根管治療です。
新素材のニッケルチタンを使用することで、湾曲した歯根でも短時間に効率よく根管形成ができるという・・
術者、患者さん双方にメリットのある器具です。
ニッケルチタンは以前より、使用しています。講習が始まるまえに、直接メーカーの方に質問もできました。
また準備した抜去歯牙での実習もあり、参考になりました。
今回開催していただいた各歯材メーカー、玉井歯科商店の方々にはたいへん感謝しています。

2011年9月26日
先日の台風15号は日本列島を縦断し、各地に被害をもたらしました。
新居浜市も2日間警報が発令されましたが、石槌山により風雨が遮られ、幸い大きな被害はありませんでした。
TVでは台風 、震災情報などニュース番組が多く、キャスターの顔をじっくり見るようになりました。
職業がら、顔貌を見ると、右噛み 左噛み 態癖などが気になります。
西原克成著 『歯はヒトの魂である』では、
①口呼吸はしない
②片噛みはやめ、できるだけ両側で噛む
③頬杖や寝るときの態癖 などを注意する
など詳しく書かれています。以前から態癖のことは患者さんに説明していましたが、私自身改めて頭蓋に力がかからない事の重要性を確認しました。

2011年8月9日
8月6・7日博多で咬合療法研究会の総会が開かれました。
今年の夏も暑く、欠席しようと思っていました。
総会の抄録に高知の高橋先生の名前が、出ていました。高橋先生にはいつも高知で矯正の勉強会でお世話になっています。急遽早朝の新幹線に乗って博多に行きました。
顎変形症を外科手術と矯正で治療した症例を発表されました。
座長の矯正専門の先生が、術前後の資料の多さに圧倒され、ついていくのがやっとで、コメントが、うまく言えなくて申し訳ありませんと言っていました。会長の照子先生も『難しい症例ですが良く治っていますね。』とのコメントでした。
翌日のシンポジウムは、実際に治療を受けた患者さんが来られ治療を受けるまでの経過やその時の心理状態などを聞いて大変勉強になりました。
かみ合わせが治らず全国の病院を行脚した患者さんをたくさん治す会長の照子先生は、名医だと実感しました。
今回行って良かったのは、近々横向きに寝ても顎の変形を起こしにくい態癖予防の枕が、販売されることを聞いたことです。試作品もありました。
腰痛などで横向きにしか寝れないかたには、いいと思います。入ればまた日誌に記載します。

2011年7月25日
7月19日~21日まで当院のまえの道路舗装工事が、行われる予定でした。
大型の台風6号の接近で警報がでたため2日工期が延びました。
患者様方には、ご迷惑をおかけしましたが、23日無事工事が完了しました。
開業してから、今秋で20年になりますが、舗装工事がされたのは、初めてです。
近所の方の話では、30年ぶりだそうです。
裁判所やNTT、文化センターの近くに立地していますが、比較的交通量が少ないので、工事が行われなかったのかもしれません。
新しい道路はきれいで、車の乗り心地も良くなったように、思われます。
工事責任者の方の話では車の通行量により、道路の基礎工事やアスファルトの厚さも市から指定されるそうです。
夏期の暑いなか、精一杯仕事をして下さった大山道路の方々に感謝します。

工事前

工事中

完成

011年6月27日
今年も愛媛県歯科医師会主催の『歯いく(俳句)大賞』が、はじまりました。
これは、自由な発想で作られた<歯に関する俳句>を募集する恒例の行事です。
書籍を整理していたら、かの松尾芭蕉作の俳句がみつかりました。
【衰へや歯にかみあてし、海苔の砂】
食べ物の硬さを脳に伝える歯根膜(歯根と顎骨の間にある組織)は、20歳前半から加齢変化が、みられるそうです。この主な原因は歯周炎や異常咬合圧(歯ぎしり)が原因と考えられます。
この俳句は、含蓄のある秀作だと思います。
皆様の個性あふれる作品を応募してください。応募用紙は各歯科医院においてあります。

2011年5月25日
『前歯と臼歯の配列の場には縄張りが』というテーマの咬合誘導の本(町田東京歯科大学名誉教授著)が出版されました。
以前より小児の咬合誘導には関心があり、さっそくこの本を購入しました。
乳歯から永久歯にかわる交換期を上手に利用することは、重要であると書かれていました。
当院では、小児の場合できるだけ虫歯にならないよう、自然に後続永久歯と生え変わるよう、
フッ素塗布や歯ブラシ指導を行いながら経過を観察していきます。
やむなく早期に乳歯が抜けてしまった場合は、リーウェイスペースを利用できる保隙装置などを装着します。
後天的な口腔習癖(咬唇癖など)態癖(横向き寝など)も気が付く範囲アドバイスしています。
成長と発育を利用する咬合誘導は極めて有効で比較的安定した状態を獲得できることをこの本を読むことで、改めて確信しました。新しい症例(下記)を追加しましたのでご覧ください。
保隙装置利用の咬合誘導の症例へ>>

小児の外傷の症例へ>>

2011年4月13日
先週の日曜日松山で新しいタイプのインプラントの講習会がありました。
講師の中田光太郎先生は、昨年のインプラントの専門誌にすばらしい論文を投稿されていましたので、どのような先生か大変興味がありました。。
講演前プロジェクターの写り具合を入念にチェックしていました。その時少し話をしましたが、東京の著名な先生方がいる勉強会で日々研鑽されているそうです。そのような環境にいるからこそいい仕事ができるのかもしれません。
毎日地震のニュースで花見を自粛する傾向にありますが、松山城付近の桜は美しく、一瞬心が和みました。

2011年3月23日
この度の東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた地域の皆様に心よりお見舞い申しあげます。
報道で被災地の状況を目にするたび、心を痛めております。
一昨日歯科医師会新居浜支部の総会があり、三島医療センター長西山先生を招いて『救急救命処置(AED)講習会』がおこなわれました。
新居浜消防署の職員の方の協力によりAEDを使った実習もおこないました。
新居浜消防署の同僚の方も東北地方の支援にいって1W程になりますが、その後の連絡がとれてないそうです。
毎年総会のあと懇親会が行われます。
新居浜支部は懇親会を中止しその分を義援金として贈ることに決定しました。
被災地の皆様やご家族のご無事と一日も早い復旧を切に、お祈り申しあげます。

2011年2月8日
立春となりましたが、まだまだ寒い日が続いています。春が待ち遠しいですね。
先日、19年前から当院を受診されている患者さんが定期検診に来られました。
平成4年、上顎の前の差し歯がとれたことで来院され、今日に至るまで、根管治療(根の神経の治療)や、差し歯や義歯のやりかえを状況に応じて行って来ました。
初診時、脱離した前歯は歯茎のかなり下まで虫歯になっており、抜歯しても仕方がない状況でしたが、差し歯の神経の治療後 extrusion(残根の歯を長持ちさすため歯を引き上げる矯正治療)を行い保存することができました。矯正で歯を引き上げたことでこんなにも長持ちしています。
今後もこの経験を生かして少しでも患者さんの健康に貢献できればと考えています。
この症例へ

2011年1月4日

2011年になりました。以前より、デジカメで撮った画像をパソコンに取り込み説明していました。
今年から、より治療のことを理解してもらうためiPadを導入する予定です。
昨年末、小学生の時上の前歯の叢生を改善した高校生が5年ぶりに来院しました。
朝1回歯ブラシするだけでしたが、歯石が沈着している以外は虫歯もなく問題ありませんでした。
できるだけ歯牙を切削せず、よい噛み合わせを維持することが、8020への近道であることをあらためて確認できました。
今年はウサギ年です。新たな飛躍ができるよう、一層新しいことに挑戦したいと思っております。

2010年12月23日
 12月も下旬になり、寒さも一段と厳しくなりました。新居浜駅前にあった市民像が、土地区画事業により中央公園に移設されました。信号待ちの時、自然に眼がいき 一瞬心が和みます。夜間は緑のツリーが点火されています。
 郵便局は、年末で混み合っています。郵便局のななめ向かいの眼鏡屋さんが、この12月14日で閉店しました。私も何度もお世話になり、特に検眼は丁寧にしていただき、はじめての遠近両用のメガネもごく自然に使えました。同僚の先生にも良かったと好評でした。何故閉店したか・・詳細はわかりません。
最近は、中国製の安価なメガネを販売する店がたくさんできました。中国製品は好きでないという考えが時代にそぐわなかったのかもしれません。繊細なフレームの微調整など【手仕事日本】ができる店がなくなり、大変残念に思います。
市民像 夜の中央公園 メガネのサンアイさん

2010年11月28日
紅葉の季節となりました。「ばかの壁」の著者:養老孟先生が以前松山で講演されたとき、四国の中央にある寒風山の新緑が大変きれいで、1日中見ていても飽きない・・という話をされていました。以前より一度行ってみたいと思っていましたが大変道が狭いということで躊躇していました。幸い今夏に寒風山の水を持ってきてくれた知人が、車で案内してくれると言うので先日出かけました。当日の朝は曇天でどうかと思いましたが、しだいに天候は回復し、紅葉を満喫することができました。
帰りに寒風山の名水を汲んで帰りました。
来年、新緑を見に行くことを楽しみにしています。

2010年10月7日
  水底の草にも秋の日ざしかな・・

長かった酷暑もようやく一段し、やっと秋らしくなりました。
最近、前の永久歯の叢生や位置異常(正中離開が気になり親子とも心配で当院を受診される方が多くなりました。
乳歯の時にはきれいに並んで生えていたのに、永久歯が重なって生えるケースが多くみられます。
レトルト食品など柔らかいものを小さいころから食べることが多い現代人は顎が劣成長になります。
(先天的因子<後天的因子)
このため永久歯がきれいに並ぶほど顎が大きくならない事が考えられます。
基本的には、よく噛んで顎の発育を促すような食事を心がけるのが一番です。
混合歯列が永久歯列に変わるまで、咬合誘導の管理もかかせません。
小児歯科治療ムーシールトのところに、症例を追加しましたので、ご覧ください。

2010年9月5日
9月に入りまいたが、相変わらず、暑い日が続きます。
この暑さのためか、歯が痛いと来院される患者さんが、多い気がします。
8月15日の愛媛新聞に、歯ぎしりを題材にした季のうたがでていました。
【敗戦日歯ぎしりの歯のなくなれり】
歯ぎしりをすると、歯が揺り動かされます。その結果 ①知覚過敏②疼痛③充填物の脱離④歯牙破折
などの症状がでます。
歯が破折すると大半が抜歯の対象になります。
その予防はできるだけストレスを持たないのが一番です。
とくに歯ぎしりがひどい方にはナイトガード(保険適用)をお勧めします。

2010年8月2日
咬合療法研究会の総会が、神戸であり出席しました。
東大教授馬場先生の教育講演は、(原人から現代人、未来人までの顔を科学する)というテーマでした。縄文・弥生時代から、食物調理技術の発達で、現代人の歯列の幅と奥行きが少なくなっています。
つまり口腔内容積の不足が、睡眠時無呼吸などをおこす要因で、幼児の時から、硬い食物を噛むことを快感と思う食習慣が、健全な顔面をとりもどすそうです。

歯科医師の他 技工士部会、 衛生士部会に分かれておのおの別々の講演があり、熱烈な議論がかわされました。技工士部門は、技工士学校の先生をされていた有能なテクニシャンが、多数おられ、技工物ひとつに、こだわり、熟慮をもって仕事していることがわかり、大変勉強になりました。

夜は、知人の紹介で隠れ屋てきな店で創作料理を出す店にいきました。
とくにおでんは、どこにでもあるメニュウですが、この店のおでんには、手の込んだ作り方をしていました
神戸らしいオシャレで粋な料理法に感動しました。
また会長の先生(北九州)のところに、北海道から、歯の治療に通っている患者さん(歯科医師)が会場にきていました。実際の治療過程と患者さんの治療の結果がスライドで提示され、咬合療法の奥深さをあらたに、感じました。


2010年6月28日
梅雨の間の日差しであじさいの花の色もひときわ濃くなりました。
本日、愛媛県歯科医師会館でバイタルサインセミナーがあり受講しました。
講師の先生は、岡山大学 歯科麻酔・特別支援歯学分野 教授 宮脇卓也先生でした。
私が岡山大歯学部 口腔外科にいたとき、宮脇先生が麻酔担当の手術に立ち会ったことが何度かありました。
その頃から、麻酔医としてのテクニックも抜群でオペ室の看護師さん達からの信頼も絶大でした。
岡山大学では講義の内容を学生が評価するシステムになっているそうです。
そのためか、とてもわかりやすい講演でした。
〝最近は、昔なら考えられないような人が日常生活を普通に過ごされている”という話がありました。
高齢化社会により、ICD(体内植え込み式除細動器)をペースメーカーといっしょに
体内にいれている患者さんが多くなっているというのです。
つまり最近色々な所に設置されているAEDが体内に入っているようなものなのだそうで、
その器械が作動した時は、直ちに担当医にメールで連絡がいくそうです。
安心安全の歯科診療を確認するため、たいへん有意義な講演でした。

昼の休憩時間 宮脇先生と.。
以前とかわらず頭脳明晰な顔貌に、温和さが加わり、、
まさしく、大学教授。
先生に最後まで講演を聴いて帰るように、言われました。



2010年6月13日
先日 「上の前歯の色が、気になる。」と若い女性の方が、来られました。
神経を取った歯が、経年的に黒く変色していました。
歯を削らず歯の漂白をおこなうことにしました。
早速、神経をとった歯髄腔に薬剤をいれました。
かなり黒ずんでいましたが、7回程度薬剤を入れ替えると劇的に白くなりました。>>漂白症例1
今まで口を開けて笑えなかったけれど、今では気にせず笑えるようになったと、たいへん喜ばれました。
また40代男性で、あまり漂白のことに関心がなかった方も、歯の色が白くなり、
良くブラッシングをされるようになりました。>>漂白症例2
歯を削って、セラミック冠を被せる保険外の治療から見れば、地味な治療方法ですが、天然の生まれ持った歯を残す良い方法だと思います。

2010年4月29日
矯正の勉強会で高知に行ってきました。
町は、龍馬伝のブームで、いつもより観光客が多かったように思います。
龍馬の顔を書いているコーヒーラテを出すカフェがあります。
TVでも何度か紹介されていました。一度飲みたくて、その店を訪れました。
店名は(カフェド・アメリ)で日曜市通りに近い帯屋町界隈にあります。
フレーバーとフォームミルクをつかった龍馬の絵柄の部分は思ったより肉厚で
芳ばしいコーヒーとフレーバーの甘い香りで美味でした。
龍馬の熱い志を飲んだ気分になり店を出た後、春の風が心地良かったです。

龍馬とお龍

高知駅から乗車すると武田鉄矢の音声で土電の説明があります。

カフェド・アメリ

コーヒーラテ

2010年4月14日
4月に入っても朝晩は肌寒く、桜がまだ咲いています。
4月7日の朝日新聞に、(歯周病に脳梗塞リスク)という記事①がでていました。
広島大学の脳神経内科の研究では、歯周病菌が血液を通じて全身をめぐり、
脳梗塞となる動脈硬化をひきおこしている可能性があるという。
歯周病は30代以上の8割がかかっているとされています。
脳梗塞の発症を防ぐためにも歯周病の治療や予防が必要と思われます。

また、歯の病態変化は全身状態と深くかかわっていることが、わかってきました。
この度、医歯薬出版から、「顔・からだ・バランスケア」という本②が出版されました。
かみあわせが全身におよぼす影響をたくさんの図や写真で説明されています。
当院では、希望の方に貸し出しをしています。関心のある方は、受付までお問い合わせください。


裁判所の桜が満開です。

待合室に掲示しています。

ぜひ読んでみてください。
2010年3月10日

春の陽気から一転、寒波の影響で冬に逆もどりです。
中央公園のきれいな早咲きの桜もこの寒さには驚いていることでしょう。

2月25日に欠席していた園児の撮影
のため、3日に金子保育園へ・・・
帰りに「皆と一緒に写っているカレンダー」を頂きました。
とても嬉しい思いがけないプレゼントでした。 
待ち合い室に飾っています。


3月8日に桜が・・

もう、7分咲き。

2月25日の写真

記念のカレンダー


2010年2月25日

2月もあとわずかになり、寒さもゆるんで春の訪れがすぐそこに感じられるような今日この頃です。
先日、テレビの報道番組を見た患者さんから、 「私の入れ歯は大丈夫でしょうか・・義歯に有害金属(ベリリウム)は使っていませんか?」と、尋ねられました。
報道によると、中国に外注した義歯のなかには、 有害金属を使っているものがあるようですが、当院の義歯は‘made in 繁本町’ですから、安心して下さいとお答えしました。
マスコミの報道の影響力にも驚きましたが、それ以上に質問されたのが80歳の高齢の患者さんだったので、その鋭い指摘に驚かされました。

2月28日に、文セン前の歩道工事が終わります。春らしい緑で舗装されています。
診療所の近所の草花も春らしくなってきました。

中央公園

歩道ができました

近所の梅の花

草も元気です。

2月25日には金子保育園へ、年長児の口腔内写真を撮りにいきました。
 3年ほど前から、卒園の記念に、かわいい乳歯列の口腔内写真と笑顔の写真を撮って、プレゼントしています。歯列模型での歯磨きの練習では、とても一生懸命にゴシゴシする姿がかわいかったです。こういう思い出が心に残り、歯の健康に興味を持ち、一生を健康な歯で過ごしてもらえたらと、願っています。

虫歯もそうですが、乳幼児で注意しなければいけないのが 外傷と指しゃぶりなどの悪習癖です。 乳歯の外傷についてと、指しゃぶりによる開口が指しゃぶりをやめただけでよくなったケースを紹介しています。ご覧下さい。

2010年01月24日 20時53分
最近、 愛知県豊橋市の歯科医がインプラントの使い回しをしていたニュースが話題になっています。
インプラントは国内外たくさんのメーカーがあります。
どのメーカーのものも再使用は厳禁で、
 そればかりか埋入する際に、 少しでも他の部位に接触すれば、廃棄するようにいっております。
生体は免疫で異物を排除しようとする力があります。ほかの人のタンパクや脂質が付着している 
使用済のインプラントを再使用することはできません。

当院ではインプラント治療の際は、あらかじめレントゲンやCT検査を行い、
埋入するサイズに応じたインプラントを注文し、埋入直前まで容器から出すことはありません。
診療器具は
 オートクレープ(高圧加熱滅菌装置)・ホルホープ(ガス滅菌装置)・超音波洗浄などで 
しっかりと滅菌・消毒を行っています。
またインプラント手術のときは、 手術着等は極力使い捨てのものを使用しております。
詳しくはこちら >> 

2010年01月04日 23時02分
明けましておめでとうございます!
時が経つのは早いもので、あっという間に新年となりました。
歯はできるだけ白く美しく、虫歯の治療は、できるだけ削らないように、希望する方が大半です。
昨年末、歯を白くする漂白方法をアレンジしてしたところ、予想以上の成果でたいへん喜ばれました。
虫歯の治療に使用する歯と同じ色の充填物は 歯を削る量が少なくても
 審美的 操作性が一段と向上した材料も発売されました。
本年も 正しい情報の迅速な収集を行いつつ、良い治療をするよう心がける所存です。

今年2010年が皆様にとって 明るい年になりますように 祈っております。

2009年11月29日 22時35分
11月25日に歯科医師会新居浜支部例会があり、労災病院院長 篠崎文彦先生の講演がありました。
演題は「口腔癌の治療と死の臨床」でした。
口腔癌の診断 、治療方法、ターミナルケアなどについての講演で、学生時代に帰った気分になりました。   篠崎先生は、九州歯科大学の前教授で、先生の授業を1年間受けたことがあります。
大学では、歯科医と医師の二つの免許を持っておられる唯一人の先生でした。
大学の研修旅行で、篠崎先生と九州の九重山 (右下の写真) に登ったことが、あります。
眼の前の聳え立つ山をみて、ここを登るのかと皆で顔を見合わせていましたが、
篠崎先生は、ニコニコ顔で颯爽と 駆け登られたことを 今でも覚えています。
その後、先生は九州歯科大学から 山口大学医学部教授として転任されました。
卒後 この新居浜で篠崎先生の講演を聴くとは、夢にも思いませんでした。

癌という 病気に向き合っている患者さんが、自筆で(感謝)と書いたテレホンカードを
病院の世話になった方々に配られたという話には、たいへん感動しました。

篠崎先生と

九重の山


2009年10月28日 22時43分
24日(土)、高知での勉強会のためJRで高知へ行きました。勉強会の時は色々考え事をするので、いつもJRを利用します。勉強会では、各先生から矯正以外にもインプラントやその他の様々な情報が耳に入ります。勉強会の度に、刺激を受け新たな意欲がわいてきます。
高知駅はH20年2月に改築され、高架のきれいな駅になっています。
来年一月からNHKの大河ドラマ(坂本龍馬・福山雅治主演)が始まりますが、それに伴い、2010年1月16日より「坂本龍馬であい博」というのが開かれるようです。駅構内に看板がありました。はりまや橋の模型やアンパンマンの人形なども飾られています。(やなせたかしさんは高知県出身です。)
長男が修学旅行で竹炭の歯ブラシを買ってきてくれました。金閣寺の模様入り、京都限定品です。

2009年10月17日 18時05分
ホームページを立ち上げて一ヶ月が経ちました。
予想以上に多くの方々にご覧頂いている様で、大変うれしく思っています。
一人でも多くの方に、「歯の痛みは ストレスや咬み合わせから出る場合もある」
ということをわかっていただければ幸いです。

10月16日から18日は新居浜太鼓祭りのため休診しています。
今日は、文化センター横の中央公園で太鼓祭り用の物産展などもあり、にぎやかでした。
中央公園東側の緑化された道を 少し歩くと当院です。
久しぶりにのんびりと歩いてみました。
文化センター前に太鼓台がいました。
中央公園東側の一方通行の道には水路があり、7月ごろから蓮の花がさいています。
今日もひとつ、咲いていました。  また、亀もいました。