子供の矯正歯科治療

いんなみ森田歯科では、乳歯から永久歯への生え変わり期の
                    咬合管理に取り組んでいます。
下記は当院での症例の一部です。

  A)ユーコンセプト

術前9歳
上下のアゴの骨の成長バランスが適切でないため、過蓋咬合(下の歯が見えない)になっている。
       
ユートレーナーを昼間15分3回と
 就寝時に装着してもらった。
術後 3か月後
上下のアゴの骨の成長バランスが適切となり、噛み合わせが改善された。

  B)ムーシールド
ムーシールド症例1
術前 
小学校低学年、
前歯が永久歯に交換
         ・・・受け口に
       
ムーシールドを
主に就寝時使用してもらった。
術後
上下の前歯の受け口が治り、
それにともない
歯と歯の隙間も改善された。

     <ムーシールドのはたらき>

いんなみ森田歯科

ムーシールド症例2   
術前 
3歳男児。上下の前歯のかみ合わせが逆になっている。初めての歯科治療で・・フッ素塗布など予防処置も十分できない状態。
       
3歳になったばかりで歯型を採ることが困難なため、既製のムーシールドを使用してもらった。
初めはムーシールドを見ただけでも泣き、ほとんど使用できなかったが、その後使用するようになりかみ合わせが改善されてきた。
術後
3年後の口腔内。(6歳)
逆になっていたかみ合わせが改善された。

当院では、歯型を採って患者さんのお口に合わせてオーダーメイドで作成したムーシールドを使用してもらっていますが、この症例では既製のものでも十分効果がありました。

  C)保隙装置  LA(リンガルアーチ)

LA 症例@

6歳初診時
むし歯が多く、ほとんどの歯の
治療をしている。
歯が変色している。
       6ヵ月後
抜歯の必要な歯は早期に除去し
LA(リンガルアーチワイヤー)で
保隙した。
2年半後
学校の検診では異常なし。
歯磨きも頑張り、
6歳の状態が信じられないくらいきれいな歯です。


LA 症例A

6歳初診時
下の前歯(永久歯)が重なって生えてきた。その後生えてくる 永久犬歯や小臼歯が生えるスペースを確保するために、   よく噛んで食事をするよう注意。
噛むことで顎の発育を促す。
      1年6ヵ後
顎の成長で前歯の叢生は随分改善されました。乳臼歯の交換期、リーウェイスペースを利用しさらに叢生を改善するためLAを装着しました。
2年半後
成長、発育期に保隙装置を装着することで、本格的な矯正装置を装着することなくきれいな永久歯列へ交換することができました。


  C)保隙装置  NA

NA 症例@
術前
小学校高学年、第2乳臼歯が残存し、永久歯が内側へ生えて噛めない状態です。
        
NA(ナンスのホールディングアーチワイヤー)で保隙後、
時機を見て
内側へ生えた第2小臼歯を歯列のほうへひっぱる・・
小矯正を4ヶ月。
一年半後
左右均等に
良く噛める状態になりました。

NA 症例A
初診時
16歳になっても小臼歯が
生えてこない。

レントゲンで斜め後ろ向きに
うまっていることを確認。
 
左上残存乳歯を抜歯して、NAで保隙して経過観察。
自然に方向を変えて萌出。
術後
保隙だけできれいな歯列に
なりました。・

このような場合、保隙せず、抜歯だけすると抜歯後のスペースは、前後の歯が寄ってきたり、
倒れてきたりして あっという間に狭まり
埋まっていた歯は、正常な位置に萌出できず、歯列からはみだしてしまう。
小臼歯にはよくあるケースです。

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