いんなみ森田歯科  連続抜歯法(子供の歯並び治療)

「連続抜歯法」(連続抜去法)とは、

乳歯と永久歯が混在する混合歯列期の初期(小学校低学年ころ)において、

顎の大きさにたいし、歯が大きい場合、後継永久歯の萌出スペース不足により

不正咬合(叢生)となることが予測される。

このような場合に、乳犬歯、第一乳臼歯、第一小臼歯を連続的に抜歯する事で、

不正咬合の発現を予防する方法です。

下の症例は、抜歯と保隙装置だけで 満足いく歯列および咬合の改善ができました。

ただ、この連続抜歯法を行うには、定期的に受診していただき、

経過を細かく観察して行かなければなりませんし、

最終的には、全体的な矯正装置を装着してしあげることも多いです。

ホームドクターとしては、叢生になってしまってから、矯正治療をはじめるより、

叢生を引き起こさないことが大切と考えます。


 B連続抜歯法 症例


術前

顎に対して歯が大きすぎる。
このままだと叢生になることが
予測された。
永久歯に交換するのを
待った場合、
抜歯を伴う矯正が必要となる
可能性が大きい。

 3年半経過

本人、保護者の方の了解の上、乳歯から第一小臼歯までを
時期を見ながら順番に抜歯していった。
歯列矯正せず、満足のいく永久歯列となりました。
経過良好です。

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